リフォームから学び取り入れた新築時の3つのこだわり

2017年2月7日

今回は、私たちがリフォームした際に学んで新築工事に生かしている3つのこだわりについてご紹介させてください。

これからお話することは新築工事をするだけでは知り得なかった、リフォームという「家の不具合を直す」工事も経験してきたからこそ生かすことができているこだわりです。

必ずしもわざわざ説明する必要は無いようなことも含まれていますので、この記事でひっそりとご紹介したいと思います。

ひっそりと紹介しますがでも聞いてもらいたい・・そんな内容です。お付き合いいただければ幸いです。

 

1.腐食しやすい、浴室と玄関の木製下枠への配慮

HP用

まず浴室は「水回り」と呼ばれるだけあって水のかかりが避けられない場所の一つ。家の中でも特に腐食しやすいのがこの浴室へ入る入口の下枠部分です。リフォーム時にお客様の家を見させていただく際、多くのお宅で上写真のような下枠腐食のお悩みに直面するため、私たちが建てる新築の家では、少しでもその腐食の原因を排除するため、次のような工夫をしています。

・浴室へ入る建具の木枠は床よりも少し浮いたところで止めている

DSC_0008 - コピー

お風呂上りにレールや床に溜まってしまった水を木枠が吸い続けることが腐食の原因になります。写真では木枠を床より少し浮かせていることと、その下はタイルを張り上げていることがお分かりいただけますよね。この処理により木枠が水に浸かる事態を防ぐことができるのです。

・洗面脱衣所の床はタイル仕上げとしている。

DSC_0041

タイルは水を吸わないため、木製の床で仕上げた場合に比べ床から木枠へ腐食が伝わるのを防ぐことができます。またもちろん床自体の腐食も防ぐことができます。様々な色からお好みのスタイルを見つけるのも楽しみの一つです。

そして玄関ドアも同じように木枠への配慮をしています。ジェニュインの新築や玄関ドア交換を伴うリフォーム工事では、その趣の良さから木製玄関を使用することが多いため、腐食には当然注意を払います。風雨にさらされる玄関ドアも、浴室のドアと同じように枠を下から少し浮かせることで腐食を防いでいます。

HP用

ポーチ部分土間から少し上で止まっているのがお分かりいただけますでしょうか。

玄関参考1

更に、沓摺(くつずり:出入りする際に靴で踏む黒い部分)と接する部分の枠は地面に接しないわけにはいきませんので、地面につく部分は写真のように樹脂製のエンド材で納めています。樹脂製のため水には強いというわけです。

きっと言われないと気付かないような小さな点だと思うのですが、このような小さな配慮が積み重なることで、トラブルを最小限に抑える事ができるのだと考えています。

2.点検口の設置

お家のトラブルというものは、見えないことろに原因があることも多いものです。

リフォームでお伺いする際、床下や天井裏がすぐに見られないという事も経験していることから、ジェニュインの新築では天井と床の一部に点検口を必ず設けるようにしています。定期点検の際にはこの点検口から、お家の裏側の隅々まで点検することができ、メンテナンスもしやすくなります。

1__ 1

__ 4

自分たちで建てたお家の(重箱の)隅をつついているところです。自分に厳しく・・

3.キッチン前にカウンターを

あるお宅のリフォームに伺った時の事。私たちが工事の作業をしている間、そのお家はリビングがとても広く何十帖あるにも関わらず、お客様ご家族がみんなキッチン前のカウンターに座っておしゃべりされているのです。聞けばいつもここに座ってらっしゃるとのこと。

いくら広い空間を与えられても人間のサイズは変わりませんし、人とおしゃべりするときの距離も適度な距離というものは決まっているものです。居場所の心地よさというのは必ずしも広さと比例するものではない、ということを学びました。

そこで子育て世代が多いジェニュインの新築では、キッチン前にカウンターを設けてお母さんとお子さまたちが気軽にコミュニケーション取れるよう提案しています。(もちろん不要なお客様には無理にはおすすめしていません。)またリビングなど各部屋の広さも、開口部の位置や大きさ、また吹抜けなどを取り入れ調整しながら実際の広さよりも広く感じさせたり、逆に広さを必要としないところは最小限に抑えるなどして、空間にメリハリを持たせる工夫をしています。

DSC_0067a

学校帰りのお子様がカウンターに座りながら、家事仕事中の奥様と自然に会話が始まります。

ちなみに写真のダイニングはキッチン横の配置にすることで広がりを感じることができ、また床材などを変えているのでリビングとは少し違った雰囲気を楽しめます。

絵にかいたような光景ですね。でも間取りの取り方や工夫次第で実際にこのような動線が生まれるのです。

以上、ちょっと聞いて欲しかった、リフォームから学び新築に生かしているジェニュインの3つのこだわりでした。最後までお付き合いいただきありがとうございました。