補助金を利用した窓リフォーム

度々ご紹介している「住宅省エネキャンペーン2025」のなかで特に人気なのが「先進的窓リノベ事業」の補助金を活用した開口部(窓・ドア)のリフォーム。

今回は補助金を利用した窓のリフォーム事例をご紹介します。

外窓を交換

こちらのお客様は、古くなった掃出し窓(の下部分が床まである引き違い窓)の交換をご希望でした。

なるべく既存の窓に近い色・デザインの窓に交換しました。

新たに付けたのはYKK APのマドリモ 樹脂窓ハイブリッド専用枠
窓ガラスはLow-E複層ガラスの日射遮型(遮熱タイプ)を選択されました。

YKK APの樹脂窓シリーズは、樹脂フレームと複層ガラスによる断熱で、結露を抑える効果があります。

また、日射遮型(遮熱タイプ)の窓ガラスは室外側ガラスをLow-E金属膜でコーティングし、太陽の熱線を約60%カット。
冷房効果を高め、西日対策や紫外線による室内の色あせ防止になります。

さらにマドリモは、カバー工法という施工方法で窓の交換が可能です。

今ある窓枠はそのままに、新しい窓を被せて取付けるカバー工法は、省施工で騒音・粉塵も抑えられます。室内施工ができるので、2階以上の窓でも足場にかかる費用などのコストが削減できます。
掃き出し窓のような大きな窓でもその工期は半日程度です。

今回新たに設置した窓の補助金額は¥117,000
かなりお得にリフォームすることができました・

内窓の設置

こちらのお客さまは、マンションにお住まいでした。

リビングの南向きに掃き出し窓が2枚あり、お部屋も明るくて非常に日当たりも良いのですが、
連日の猛暑により室温が上がってしまうので内窓の設置をご希望でした。

設置したのはYKK APのウチリモ プラマードU
窓ガラスはLow-E複層ガラスの遮熱タイプです。

窓の取付作業は、いまある窓の内側に新しく取付けるだけなので1日で設置可能。
マンションでも、設置位置は専有部なので戸別のリフォームが可能です。

内窓を設置すると今ある窓と内窓の間に空気層ができることで、冷たい外気の影響を受けにくくなります。熱を伝えにくい樹脂のフレームが、さらに断熱効果を高めます。
一年を通して快適な室内環境になるのでエアコンの冷暖房効率が向上し、光熱費の節約にもつながるので経済的にもお得です

実際、お客さまもこの内窓を設置したところ室温の上昇が劇的に抑えられ、エアコンの可動が大幅に減ったそうで
内窓の効果を感じたお客様は、後日リビングにあるもう一つの窓にも内窓を設置したいとご依頼がありました!

追加で設置したのは腰窓サイズのこちら。

Before
After

掃出し窓2枚の補助金額がそれぞれ¥88,000、腰窓の補助金額が¥28,000で
合計¥116,000もお得にリフォームすることができました!

内窓は室温環境を一定に保つ効果だけでなく、防音効果も期待できます。
外からの音を15dB低減することができ、また室内で起きる音を外に漏らさないというメリットもあるので非常におすすめです。

外窓も内窓も窓ガラスにこだわるべし!

『ガラス』と『フレーム』の組合せで決まる窓の断熱性能。
『フレーム』はもちろんですが、『ガラス』が持つ断熱性能もそれぞれ違います。
断熱性能の高い住まいのためには、断熱性能に優れた『ガラス』を選ぶことが重要です。

複層ガラスは機能性だけでなくカラーや見え方、デザインなども選ぶことができるので要チェックです。
お悩みの内容とご希望内容をご相談いただければ、こちらからご提案する事も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。