安心して住み続けていただくために

ジェニュインの
品質保証

長く、快適にジェニュインのお家に住んでいただきたい。
そんな気持ちを込めて、引渡し前の入念な検査や引渡し後の定期メンテナンスの実施を行っております。

引渡し前の検査

自信を持ってお家づくりをしておりますが、さらにお客様に安心していただくために、引渡しまでに第三者機関による検査を4回実施しております。

地盤調査

家づくりにおいて、見落としてはならないのが「地盤」の状態です。
どれほど丈夫な構造の建物を設計しても、その建物を支える地盤が弱ければ、安全な住まいとはいえません。

地盤調査は、建物を建てる土地の強度や土質、地中の状態を確認するための大切な工程です。
適切な調査を行い、その結果に基づいた基礎工事を行うことで、不同沈下などのトラブルを未然に防ぎ、永く安心して暮らせる住まいが実現します。

地盤調査とは

地盤調査とは、建築予定地の地盤が建物を支えるのに十分な強度を有しているかを確認するための調査です。
地盤の状態は外見から判断できないため、調査を行うことで不同沈下(建物の傾き)などのトラブルを未然に防ぎ、構造的な安全性を確保することができます。

なぜ地盤調査が重要なのか

建築物の安全性は、地盤の強さに大きく依存しています。
適切な地盤調査を行わずに基礎工事を進めた場合、将来的な沈下や損傷のリスクが高まり、重大な修繕が必要になる恐れがあります。

そのため、当社ではすべての新築住宅において、建築前に必ず地盤調査を実施しております。調査結果をもとに、最適な基礎仕様や必要な地盤改良方法をご提案いたします。

主な地盤調査の方法

建物の規模や地盤の条件に応じて、以下のような調査方法が用いられます。

調査方法特徴
スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)小規模建築物に広く用いられる標準的な手法。ロッドを回転・貫入させて地盤の強さを測定します。
表面波探査法振動波の伝達速度を測定し、非破壊かつ広範囲に地盤の硬軟を確認できます。
ボーリング調査地層の構成や土質を深部まで詳しく調査可能で、中・大規模建築物に適用されます。

実施業者

地盤調査は、建築確認申請前または着工前の段階で行われます。
ジェニュインでは、信頼性の高い地盤調査専門業者または第三者検査機関と連携し、精度の高い調査を実施しております

第三者機関であるLIXILグループジャパンホームシールド株式会社が、精度の高い調査・解析で、あなたの住まいが「不同沈下しないで安全・安心に暮らせる」品質であることを保証します。 高度な調査・解析力に基づいて不同沈下しないという安心を提供する地盤の品質保証。万が一の事故の時も万全な対応をいたします。

Q. 地盤が弱い場合は建築できないのですか?
→ 適切な地盤改良工事を行うことで、建築は可能です。調査結果に応じて最善の対応をご提案いたします。

Q. 調査に費用はかかりますか?
→ 通常は建物の建築費用に含まれております。詳しくはお見積もり時にご説明いたします。

Q. 調査結果は見せてもらえますか?
→ はい。報告書をお渡しし、ご不明点があればご説明いたします。

配筋検査

鉄筋コンクリート造の基礎や構造体は、建物の強度や耐震性を支える最も重要な要素のひとつです。
その中でも鉄筋は、コンクリートの中に隠れてしまうため、コンクリートを打設する前の段階で正しく配置されているかを確認することが極めて重要となります。

配筋検査とは、設計図面に基づいて鉄筋の位置や本数、かぶり厚さ、結束状況などが適切に施工されているかを確認する検査です。
この工程を確実に行うことで、建物の構造的な安全性と長期的な品質を担保します。

配筋検査とは

配筋検査は、建築構造物における鉄筋の配置が、設計図書に準拠して適正に施工されているかを確認する工程です。
鉄筋はコンクリートに埋設されるため、コンクリートを打設する前に行われます。
このタイミングを逃すと鉄筋が見えなくなってしまうため、検査に合格しない限り、次の工程に進めないのが一般的です。
打設前にその配置状況を検査・記録することが、構造耐力上きわめて重要な措置とされています。

配筋検査の必要性

鉄筋はコンクリートの「骨」のようなもの。
正しい位置や間隔で配置されていないと、建物が地震や荷重に耐えられず、構造上の重大な問題を引き起こす可能性があります。

配筋検査のチェック項目
  • 鉄筋の本数や太さが正しいか
  • 鉄筋の間隔や位置が図面通りか
  • 鉄筋のかぶり厚さ(コンクリートの被り具合)が適切か
  • 鉄筋がしっかりと結束されているか

配筋検査の実施主体について

配筋検査は、建築物の安全性や品質を確保するために欠かせない工程であり、主に以下のような関係者によって実施されます。

住宅瑕疵担保責任保険法人

新築住宅においては、保険加入の条件として配筋検査を行うことが法律で義務づけられています。険(かしほけん)に加入している場合は、保険法人の検査員が配筋検査を行うことが義務づけられています。

設計監理者(建築士)

設計図書に基づく施工状況の確認を行い、設計意図どおりに施工されているかを判断します。

第三者検査機関

中立的な立場から、専門的な視点で施工品質を確認する役割を担います。

確認検査機関や自治体

中間検査など法令に基づく検査を実施する場合があります。

JIO(日本住宅保証検査機構)による検査を採用

ジェニュインでは、第三者による客観的かつ厳正な検査体制を確保するため、**住宅瑕疵担保責任保険法人である「JIO(日本住宅保証検査機構)」**による配筋検査を採用しています。

JIOは、国土交通大臣の指定を受けた保険法人であり、住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の侵入を防止する部分に関して、設計・施工が適切に行われているかを専門の検査員が確認します。

特に配筋検査においては、鉄筋の配置や寸法、かぶり厚さ、結束状況など、構造安全性に直結する重要な項目について厳格なチェックが行われます。

これにより、施工品質を施主様にも安心してご確認いただける体制を整えております。

JIO(ジオ)とは、正式名称を株式会社 日本住宅保証検査機構といい、国土交通大臣の指定を受けた「指定住宅瑕疵担保責任保険法人」のひとつです。

新築住宅における構造上の欠陥や雨漏りなど、重大な瑕疵(かし)が発生した場合に備えた住宅瑕疵担保責任保険を提供するとともに、施工段階での**現場検査(基礎配筋検査、構造体検査など)**を通じて、住宅品質の確保を支援しています。

JIOによる検査の特徴
  • 中立・公平な立場からの現場確認
  • 専門の検査員(住宅検査員)による技術的なチェック
  • 検査結果は記録として保管・報告され、万が一の際に備えられる
  • 保険付き住宅として、施主様にも高い安心感を提供

弊社では、JIOとの連携により、法律に準じた品質管理と、お客様への信頼性の高い住宅提供を実現しています。

検査結果の取扱いと対応について

JIOによる配筋検査の結果、設計図書に適合していると判断された場合には、「配筋検査合格」の記録が作成され、保険法人に保管されます。この記録は、将来的な瑕疵発生時の対応や品質保証の根拠として活用されます。

万一、検査において不適合が確認された場合は、施工業者が速やかに是正措置(やり直しや補修等)を実施し、再検査を受けることが必要です。不適合のまま次工程に進むことは認められていません。

施主様にご確認いただきたいこと

配筋検査は、建築物の構造安全性を左右する極めて重要な検査であるため、施主様ご自身が検査の実施状況を把握されることも非常に大切です。ご不明な点があれば、どうぞお気軽にお申し付けください。

構造検査

基礎工事が終わるといよいよ建物の建築が始まります。
家の形が出来上がる(上棟)と中間検査といって構造検査を行ってもらいます。

ツーバイフォー(2×4)工法は、枠組材と構造用合板で形成された「面構造」によって建物を支える木造建築工法です。
床・壁・天井の6面体構造により、地震や台風などの外力を建物全体で受け止め、バランスよく分散できるのが特長です。
この性能を最大限に引き出すには、施工段階での正確な組み立てと、適切な金物や釘の施工が不可欠となります。

上棟式

構造検査とは

構造検査とは、建物の構造上重要な部分――たとえば柱・梁・筋かい・金物などの構造体が、設計図書に基づいて正しく施工されているかを建物を完成させる前に確認する検査です。

構造検査は、主に以下の工程の完了後に実施されます。

  1. 壁パネル・床・屋根など構造面材の施工完了後
  2. 金物・補強材の取付がすべて完了した段階
  3. 内装工事や断熱材施工の前(=構造が目視できる状態)

検査に合格しなければ、次の工程に進むことはできません。
また、必要に応じて是正(修正)工事を行い、再検査を経て「構造検査合格」となります。

構造検査の重要性

構造体は、❝地震や強風などの外的な力から建物を守る「骨組み」❞であり、住宅の耐久性や安全性の根幹をなす部分です。
万一、構造部分に施工不良があると、建物全体の強度や耐震性に大きな影響を及ぼす可能性があります。

ジェニュインのお家はツーバイフォー工法で建築する為、検査の際の確認も通常とは異なります。

構造検査の確認ポイント
検査項目検査内容
構造用合板の施工壁・床に張られた合板が正しい位置・厚みで取り付けられているか
釘の種類・本数・間隔N釘やCN釘など、用途に合った釘が、正確なピッチで打たれているか
接合金物の設置ホールダウン金物、筋かいプレート、帯金物などが正確に取り付けられているか
開口部補強窓・ドア周りの補強材(ヘッダー・トリマー等)が施工基準に合っているか
耐力壁の位置と配置耐力壁が設計図通りの場所に設置されているか
火打ち材・床根太床や小屋組を補強する部材が正しく配置されているか

これらの項目を適切に確認することで、住宅全体の信頼性と長期的な安心感が確保されます。

完了検査

家づくりの最後に行われる「完了検査」は、お客様に安心してご入居いただくための大切な確認作業です。
建物が設計通りに完成しているか、安全性に問題はないかを、第三者の目でしっかりと専門的にチェックします。

完了検査は、通常は施工会社が工事を終えた後、施主様(お客様)からの申請によって行われます。多くの場合、施工会社が代行して申請します。検査は現地で行われ、1回の立ち会いで終わることが一般的です。

完了検査とは

完了検査とは、その建物が法令に適合して正しく建てられているかどうかを第三者である行政や指定確認検査機関がチェックする法的な検査です。
この検査は建築基準法に基づいて定められており、「建築確認申請」を行ったすべての建築物が対象となります。

ジェニュインでは配筋・中間検査同様に 第三者機関である国土交通省認定のJIO(日本住宅保証検査機構)に検査してもらいます。

この検査を通過すると「検査済証(けんさずみしょう)」という書類が発行されます。これは、住宅が法令に適合して完成したことを公的に証明するものです。

完了検査の目的

法律で義務付けられているため(建築基準法)

完了検査は、建築基準法第7条により義務付けられている手続きです。

建築確認申請が必要な建築物は、原則として工事完了後に完了検査を受けなければなりません。完了検査を受けて❝「検査済証」が交付されることで、その建物が設計通り・法令通りに建てられた❞ことが証明されます。
検査済証がない場合、違法建築物扱いとなる恐れがあり、行政指導の対象になることもあります。

建物の安全性・性能を確認するため

完了検査は、建物が安全に使える状態かどうかを、行政や指定の第三者機関が客観的に確認するための重要な機会です。
設計と施工の整合性を確認する上でも見逃せない工程となっています。

完了検査のチェック項目
  • 建物の構造・高さ・面積・防火性能などが、法的基準を満たしているか
  • 耐震性・火災時の避難経路・防火設備の確認
  • 設計図と実際の建物が異なる施工になっていないか

資産価値を守るため

完了検査を受けて「検査済証」を取得しておくことは、建物の資産価値を長期的に守るうえでも重要な意味を持ちます。

将来的に住宅を売却する際には、検査済証の有無が買い手にとっての信頼材料となり、安心感を与える要素のひとつです。
また、住宅ローンの借り換えや、増築・リフォームなどを行う際にも、検査済証の提出が求められるケースがあるため、持っているかどうかが手続きのスムーズさに大きく影響します。

さらに、中古住宅として不動産市場に出す場合、検査済証がないと違法建築物とみなされるリスクがあることから、査定額が下がったり、購入を敬遠されてしまうといった不利な状況に陥る可能性もあります。

このように、検査済証は将来の資産運用や住まいの価値を守るための「目に見えない保証書」のような役割を果たしているのです。

後のトラブルを未然に防ぐため

完了検査は建物の引き渡し前に施工の不備や法令との不適合を発見し、トラブルを未然に防ぐための大切なチェック機会でもあります。

たとえば、建物の配置ミスや高さの超過、隣地との境界に関わる問題などがあった場合でも、完了検査の段階で早期に発見できれば修正や対応が可能です。
特に建築確認申請と異なる内容で施工されていた場合には、後になってから発覚すると大がかりな是正工事が必要になるだけでなく、行政からの是正命令など法的な対応を求められるリスクも生じます。

住宅ローン・登記などの手続きに必要な場合に備えて

完了検査を受けて検査済証を取得しておくことは、金融機関や行政との各種手続きを進める上でも欠かせません。
多くの銀行や金融機関では、住宅ローンの最終実行時に「検査済証」の提出を求める場合があり、これがなければ融資が下りないケースもあります。
また、建物の登記手続きや正式な引き渡し、さらには入居に関する行政手続きにおいても、完了検査に合格していることが前提条件となることがあります。

これらの第三者機関による検査を受け、お客様には 安心に快適にお暮しいただいています。

引渡し後の定期メンテナンス

住宅を供給する事業者には、住宅のお引き渡しから10年間の保証責任が義務付けられています。

ジェニュインではお客様に安心に快適にお暮しいただくために、当社実施の10年間の定期点検+有償メンテナンスにより住宅保証を延長しています。

定期点検

ご入居後、1か月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後・・・と定期的に点検するために訪問しています。


この点検では天井や床の点検口から水漏れがないかなどの確認したり、扉の建て付けの調整、コーキング補修等小さな不具合についてもしっかりチェック。施主様やご家族の方から気になる点をお伺いし、その部分を確認・調整も致します。

メンテナンスと聞くと面倒くさいと思う方もおられるかもしれませんが、不具合が大きくなってからでは、大がかりな補修工事が必要になってしまいます。
定期的に伺って、早めに気づくことで小さな補修で済み、より長く快適な状態を保つことができるのでこのような頻度でお伺いして点検するようにしています。

お家を建てる際にシロアリ防除作業を行っておりますが防除保証期限は5年間であるため、5年点検、10年点検時にはシロアリ防除も行います。
シロアリ防除作業は専門の業者さんをジェニュインで手配して行っておりますのでご安心ください。
木造建築であるためシロアリ被害には十分気を付けていきたいですね。

★点検は無料ですが、シロアリ防除作業については点検通知の際にお見積りを同封しております。

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