1階の天井から雨漏りしているというお問い合わせのがありました。
まずは雨漏りによりめくれてしまっていた部分の天井をあけて、どこから雨漏りが起こったのか確認するところから始めます。
屋根からの漏水の場合もありますが、今回の漏水はバルコニーからだという事がわかったので
バルコニーの床の補修工事をすることに。
バルコニーは日中、太陽光や紫外線が当たり、降水時は雨や風の影響を大きく受けるので住宅の中でも劣化が大きい部分です。
今回の依頼者さまのバルコニーは床が膨らんでしまっていました。
写真では少しわかりにくいですが、青いテープが貼ってある部分が膨らんでしまっている部分です。
今回のバルコニーの床は、下地→防水層(2層)→トップコートの4層で仕上げます。
今回起こっていた塗膜の膨れは、下地が湿気を含んだ状態で防水層の工事が行われた際に
下地の湿気が気化して防水層を押し上げてしまって起こります。
軽度のものであれば防水層の一部補修で済みますが、
雨漏りも起こっていたので床全体の防水層を再形成して補修することになりました。
今回はウレタン防水を施します。
バルコニーの床を塗っていくにあたり、まずはエアコンの室外機などについているホースを浮かせていきます。
床を這うように設置されていたホースを黄色のテープで浮かせています。
下準備が完了したので防水層の1層目を塗り、塗膜の膨れを直していきます。
上の写真の緑色のところはウレタン塗膜(防水層)の1層目を塗った状態です。
グレーになった部分が膨れを削った部分です。
これで床が完全に平らになりました。
こちらの写真がウレタン塗膜の2層目を塗った状態です。
先ほどの削った塗膜の膨れも見えなくなっています。
最後にトップコート。
皆さんにもおなじみのグレーの床のバルコニーに。
ひび割れが目立っていたサッシまわりのシーリングも綺麗に修繕されました。
念のため一度水を撒いてみて下階に影響がないかを確認します。
雨漏りも無事改善されていました!
下の階の天井は雨漏り調査のために開けてしまったので、併せて修繕していきます。
もともと木製の板だった天井ですが、似たような木目のクロスを貼って修繕。
写真ではほぼ違いがわかりません。
バルコニーはどうしても劣化が起こってしまいます。
しかしそのままにしておくと今回のように下の階への雨漏りに繋がってしまいます。
雨漏りをする前にメンテナンスをするのがオススメです!
同じような内容でお困りの方は、ぜひお気軽にご連絡下さい♩
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