結露防止に抜群の樹脂サッシ

自然素材との相性が抜群!樹脂サッシの3つのポイント

本日はジェニュインで採用している「樹脂サッシ」のご紹介。

日本では「アルミサッシ」が広く普及していますが、ジェニュインが「樹脂サッシ」を選ぶ理由、それはナチュラルな家の雰囲気に馴染むデザイン性はもちろんのこと、「アルミサッシ」以上に住み心地のよい快適な室内空間をつくり出してくれるのに欠かせない存在だからです。

この記事では、窓まわりのお悩み別に「樹脂サッシ」の性能のポイントを3つ取り上げたいと思います。

樹脂サッシとは

フレームが樹脂製でできている窓のことです。

樹脂の熱伝導率はアルミの約1000分の1ですので、それだけ熱を逃がしにくい、いわゆる「高断熱性」の素材です。

デザイン性と性能に優れた樹脂サッシ

※Low-Eガラス
高遮熱性に特殊加工されたガラスのことです。室内への日射を、一般的な透明ガラスに比べたくさん遮ってくれるので、それだけ室内への日射の影響を少なくしてくれます。樹脂フレームと合わさることで断熱性能のさらなる相乗効果をもたらします。

【お悩み別 3つのポイント】

お悩み1 冬の結露

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画像:YKKホームページより

上の2つの写真はいずれも同じ室内環境下のものです。(室外温度0℃/室内温度24℃の、室内温度を20℃まで下げた試験)

一方はフレームとガラスに結露が生じ、サッシの表面温度もぐんと低いことが分かります。こちらがアルミサッシ(複層ガラス)です。これだけ表面温度と室内温度に差があれば、結露してしまうのはやむ負えません。そしてもう一方はLow-Eガラスの樹脂サッシ。表面温度が室内温度とあまりかわりませんので結露は起きていません。もちろんこの試験結果が全てとは限りません。これよりも室内外温度の環境によっては、樹脂サッシであっても結露が生じることは避けられない場合もあります。ですが数値で証明されているように、アルミサッシよりは結露しにくいという事は明らかだと思います。

結露はただでさえ不快ですが、それだけでなくホコリを吸着し、汚れ、カビ、ダニの温床になります。これらはアレルギーの原因ともなりますので、快適な暮らしを追及する私たちとしては樹脂サッシを積極的に採用しているのです。

お悩み2 かさむ冷暖房費用

下のわかりやすいグラフをご覧ください。

アルミサッシ(複層ガラス)に比べ、樹脂サッシは各地方で約20%前後の冷暖房費削減を実現しています。

窓は光や風を取り入れるために住宅には無くてはならないパーツですが、反対に外気に一番近い部分でもあります。

壁や床、天井は断熱材を敷き詰めれば断熱できますが、窓を高断熱にしようと思えばガラスにこだわりそしてフレームにこだわった、この樹脂サッシというのが今のベストな形だと思います。

お悩み3 デザイン性

あまり窓にデザイン性は求めない、または意識したことがない という方も少なくないかもしれません。しかしサッシメーカー各社、デザインには力を入れていて、今やフレームはとてもすっきりスリムなデザインに進化しています。

上の写真は、コーナーのジョイント部分を、独自の「樹脂溶着技術」の向上によりその凹凸をなくした例です。「そんな細かいところにまで!」とこちらもびっくりですが、それだけ洗練性を追求しているということなのです。よく見るとそれ以外の、フレームの見付け部分(真正面からみて見えるフレームの幅)も”従来の樹脂サッシ”より細くなっていますね。このように一つ一つ無駄を解消していったものこそ、デザイン性が高い といえるのではないでしょうか。そしてなによりこのスリムさのおかげで、お家に取り付いた時に家のデザインを邪魔することなくすんなり溶け込む という役割を果たしてくれているのだと思います。

楽しく彩るジェニュインの窓回り

今回は樹脂サッシの特徴について3つのポイントに絞って綴りましたが、ジェニュインでは窓のデザイン性は決してないがしろにするものではなく、むしろお家を表現するのに重要なデザインパーツだと考えています。窓回りには特に気を使って、よりかわいくまたはおしゃれに彩ります。

こちらはチョコミントブルーのお家の窓。外壁のミント色と、木製のチョコレート色が良く合います。またその2色を緩和させてくれる白色の額縁でかわいらしく仕上げました。

ジェニュインの窓回り

こちらは北欧風のお家の窓。窓回りを白で縁取り、庇を設けて左右均等な位置に配置しています。

室内側はナチュラル色の額縁を回して素朴な印象です。

窓に面したカウンター

こちらは床の茶色に合わせて窓枠も茶色に。壁紙ともバランスが取れていて全体的に落ち着いた雰囲気です。このように様々なシーンに合わせて窓回りを彩ります。格子の入ったデザインも可愛いと人気です。

最後に、こんなに優秀な樹脂サッシなのにどうしてサッシと言えばまだアルミというイメージが根強いのか少しお話ししたいと思います。まず第一に、アルミサッシの歴史の古さがその理由です。
アメリカのアルミサッシ普及に端を発し、その気密性の高さから昭和初期に日本でも国内生産が始まったとされています。実は日本でも北海道や東北地方の新築では50%以上と高い普及率ですが、近年徐々にその性能の高さから関東以西でも広まりつつあるところです。アメリカや中国ではすでに標準仕様となっているそうですが、日本でも標準仕様になる日はそう遠くないかもしれません。

性能とデザイン性、どちらも妥協できないジェニュインではこの樹脂サッシをすでに標準仕様にしています。