ナチュラルアンティーク家具の映えるシックなリフォーム
今回の工事にあたって、お施主様の希望は大きく２つありました。
①塾スペースとプライベートをきっちり分けたい 。
②お気に入りのアンティーク家具が生きる空間にしたい。
前の記事でご紹介した通り、①は増築工事によって、塾スペースを２階にまとめることで克服しました。
本日の記事では、今回の工事のキーワードともいえるナチュラルアンティーク家具が、リフォームによってどのように生かされたのかをご紹介したいと思います。
ＬＤＫ
リビングダイニングは薄暗く、お気に入りの家具の魅力が埋もれてしまっていました。 カーテン奥にある独立型のキッチンも狭くて孤立感があるというお悩みも・・・
それでは、ダイニング・キッチン側から見ていきましょう。
オープンで使い勝手のよいダイニングキッチンに。
お気に入りのカップボードを中心に、扉や壁の位置も大幅に間取り変更しました。
キッチンは対面のL字型です。
白を基調にシンプルにまとめることで、木製家具が映えるようにプランニングしました。 カウンター下のニッチは見せる収納で、マグカップがアクセントとして効いています。
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リビング側へと目線をうつすと・・・
間取り変更によって、食器棚をキッチン内に配置したので、リビングはすっきりとした印象に。
味のある無垢の床板に、手前にみえるダイニングテーブルもお部屋を素敵に彩ってくれます。
セレクトされたシンプルで味わいのある照明や小物もお施主様のセンスのよさを感じます。
かわいすぎない大人なナチュラル空間に。
シアタールーム
２階にある５つの部屋のうち一部屋は、とっておきのプライベートルームに変身しました。
主寝室として使っていた部屋をホームシアターへ。
大型のスクリーンに写しだされる大迫力の画像に音響効果抜群のスピーカーやアンプ。
まさしくお家が映画館になります。
内装もかっこよく、味のある床板にグレー色のクロスをあわせて。
遊び心をくすぐるアンティーク家具が大人な空間を演出してくれています。
２つのプライベートルーム
施工前の間取りでは、和室の横に階段がありました。
その階段と壁の位置を変えることで、和室は独立した２つの洋室になりました。
After
天井クロスはグレー色をセレクト。落ち着いた雰囲気を一層引き立てています。
こちらは書斎兼寝室のプライベートルームです。
奥の壁は新しく作ったものですが、元々デスクとベッドの間にあった壁はすべて取り除かず、くり抜く形で残しました。程よい具合の仕切りになっています。
玄関ホール＆廊下
以前は玄関を入ると広々とした空間が広がり、階段横が正面に見えるかたちでした。 元のこの広い空間があったからこそ、今回１・２階合わせて部屋を３つも増やすことができました。
リフォーム後は、省スペースに。階段を真正面にもってくることで、生徒さんや先生はすぐに２階へと上がることができます。 扉を開けるとプライベートスペースに続く廊下へ。
廊下には、ジェニュインがおすすめしている国産の木製扉をご採用いただきました。 木のぬくもり、そして ’チェッカーガラス’ や ’ゆらゆらしたガラス’ が温かみある電球色の照明に照らされて素敵です＾＾
洗面室＆バスルーム
今回はLIXILのミズリアを採用させていただきました。
木目柄が素敵な置き型洗面化粧台です。シックで高級感の漂う 洗面室になりました。
ユニットバスの交換工事もしました。
LIXILのスパージュを採用させていただきました。高級感溢れる壁や機器。なんと言っても肩湯ができる機能がお施主様のお気に入りです。湯船のお湯を循環させて使うので水道代も心配要りません。ジェットバス、サラウンドシステムもご採用いただきました。温泉に行かずとも、お家のお風呂でリラックスタイムを十分に堪能できそうですね。
限られた空間で心地良く暮らす工夫
ナチュラルアンティーク家具が生きる間取りを・・・・
これが今回のご自宅リフォームでのメインテーマでした。
実現にはまず、それまで混在していた塾とプライベートの空間をしっかりと分ける事が大前提となりました。
施工前は、リビングダイニングに塾の空間が入り込んでいたため、お好きなアンティーク家具やインテリアを楽しむという環境ではなかったのです。
それを階段や壁の位置を変えることで、塾とプライベートの空間を快適に住み分ける事が可能になりました。
家族スペースがしっかり確保された事で、思い出のカップボードが映えるリビングはもちろん、ご家族それぞれが思い思いの時間を楽しめるように。
大画面に高音質で楽しむシアタールーム、贅沢な仕様のバスルームなど、日常の中に少しの特別な時間。おとな世代ならではの日々への活力を養うための工夫かもしれません。
限られた空間の中でいかに心地よく住まうかを追求した楽しく大人なリフォームとなりました。
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